受託管理事業部

当社が管理している物件は一筋縄ではいかない「癖の強い」物件が多くを占めています。そんな物件たちに対して柔軟な対応力をもって少数精鋭で業務を行っている為、前職で特殊な物件やトラブル物件を扱っていた経験や知識を存分に発揮できると考え、入社を致しました。
現在では、実際にそういった経験や知識を活かしつつ、部署内で日々の管理状況を共有しながら部署全体でのチームワークを活かしながら仕事をしています。

受託管理事業部は物件を所有されているオーナー様より不動産の管理をさせて頂く部署になります。簡単に説明すると、入居者の募集や建物清掃から改修工事のプランニングまで、オーナー様の代わりに収益を上げる業務を多岐にわたって行っています。
特に私共の扱う物件の特徴は幅広い用途だけではなく、「癖の強い」不動産管理に強みを持っています。同じ建物が無いように、不動産の運営管理にはマニュアル通りに対応できない事が多くありますので、日々新しい発見と共に建物の維持管理や入居されている方に気持ちよく使用していただけるようオーナー様に代わって対応を行っています。その中で大事なのは、オーナー様と密に連絡を取り合い、それぞれのオーナー様のニーズを十分に把握したうえで物件の価値を保ち続ける事だと思い日々業務に取り組んでいます。

印象に残っている事例は、オーナー様より「本業が忙しく手が回らない」とのご相談があり、当社で管理をお受けした杉並区の物件です。それまでオーナー様はご自身で管理（自主管理）をされていましたが、24部屋あるマンションが管理の手が回らずに稼働率が下がってしまい、９部屋だけの入居になっておりました。そういった事情で空室の新規募集はおろか、既存の入居者への修繕対応や契約更新、滞納督促、解約清算などができておらず、加えて契約書の控えやスペアキーもありません。そういった管理状態ですから、建物自体、非常に荒れていました。そんななか、近隣の仲介業者へ精力的に訪問し、物件認知の向上を図ったり、取引業者へのメールマガジンを配信したり。空室の部屋をモデルルームとして公開し、暮らしのイメージが出来る空間を演出したりなどもしました。その結果、全室満室にすることができ、オーナー様からは非常にご満足いただけて、その後別の物件も管理委託してくださるということもありました。このような問題解決のへの取り組みをご評価いただき、お知り合いのオーナー様をご紹介いただくということも最近では多くなってきており、日々の取り組みがご評価いただいている実感として大変うれしく思っております。

管理業務は内容が多岐にわたり、幅広い知識が必要となるものです、特に当社は、他社の管理会社が苦手としたり、敬遠するような不動産管理に強みを持っているので対応する内容や、起こるトラブルも一味違うケースが多いです。その為、教科書通りでは解決できない事も多くあるため、専門家や部署内で相談しながら解決策を模索していくことが多くあり、基本的に部全員で情報を共有し、協力しあいながら対応を行っていきます。日々リアルタイムに管理状況を共有し業務に活かすため、週３回部全員でミーティングを行、専門家に協力をうことで、専門家に協力を仰いだり、部署内で相談しながら物件の問題を解決していく事はとてもやりがいがあると思います。そうして調べて・考えて・相談や交渉して解決した際の達成感はとても大きい魅力であると感じております。

不動産全般の知識を基礎とし、建物や設備の構造については確実に身につきます。そして、トラブル時の対応を繰り返すことでの交渉力や不動産という財産を所有されているオーナー様の考え方を理解できるようになると思います。更には建築士や弁護士等の専門家と協議しながら進めていく事も多い為自分自身が業務を行う際の更なる強みとする方向性を見付けて頂くことが可能です。

「作業」で満足しない方と業務を行いたいと思っております。言われた100を単純に「作業」するのではなく「私なら101でも110にでもしよう」と模索し、自分なりのプラスアルファを考えてくれるような方を求めております。当然、プラスアルファを行う為には、行う内容の趣旨を理解する必要があり追加する為の知識が必要になります。そして、その追加したことで失敗したり怒られてしまう事もあるかもしれません。そのような経験を積み重ねる事で指示や相談をしてくれた方を超える結果を出せる方になって欲しいと思っております。その為、部署内ではコミュニケーションを密にし各自のトラブルに対応できるように準備しておりますので、是非ともチャレンジ精神をもって知識や経験を広げたいと頑張って頂ける方をお待ちしております。